CROにサイバーリスク

おはようございます。ご無沙汰しておりますTSI船着です。

弊社のお客様が、クライアントと(外国の)MSAを交わすことになりました。
今までにない項目が追加されていましたので、情報としてご案内させていただきます。

「サイバー攻撃を受けて迷惑をこうむったケースを補償する保険に加入してください」という一文です

保険業界で、サイバーリスクはフィーバーしていますが、MSAに書かれたのは初めて目にしました。
「ここまで来たか」という感想です。

そもそも、サイバーリスクはアタックされた側が被害者ですから賠償責任は発生しずらいものです。ただ信用を取り戻すためにはフォレンジック費用や再発防止費用等のコストが発生することも事実で、事案が国内のみに限らないところが厄介なところです。

アタックも、セキュリティの脆弱な「個人」をターゲットにする場合があり、そこから大企業や官公庁まで被害が拡大することも確認されています。
個人的に、「保険で担保するものなのか?」という持論はあるのですが、MSAに「保険に入ってください」と書かれてしまうと、受け入れるか、交渉するか。という判断をしなければなりませんね。

ワールドワイドを1証券でカバーするには、可能な保険会社は限られます。
弊社は英語の資料も用意しておりますので、海外ブランチまたは子会社をワールドワイドに被保険者とする際の資料としてご提供いたします。

話は違いますが、早く梅雨明けないですかね・・・

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