おはようございます。TSI船着です。
治験PL、臨床研究賠償、各保険に免責薬剤があります。具体的には「後天性免疫不全」や「キノホルム」などですが、今日は保険商品の「免責」についてご案内させていただきます。
保険商品は、性質上「不測の事故」を対象にしたものが多いです。さらに、過去の判例や統計等を基準に、「免責」(保険で持てない、または保険金を払わない)と言うものが存在します。
故意によるものや、重大な過失は当然ですが、過去に重大な副作用により問題となったものや、予測不能な薬剤についても「免責」となっているものがあります。
被験物質そのものではありませんが、胎児の健康被害も「免責」です。
引き受け基準が厳しいものもあります。未成年であったり、妊婦さんであったり、すでに後遺障害が発生している患者さんに対する「補償」などです。
プロトコルが出来上がって、保険の手配となった時に、このような「免責」や「引き受け基準の難しいもの」に該当すると、かなり面倒ですので、なるべく早めに代理店や保険会社に相談してください。
ICFにリスクを記載することや、ベネフィットだけをポジティブに記載したいように等、保険会社とは交渉の余地はあると思います。
そんなことが、TSIの仕事でもあります。
よろしくお願いいたします。