保険会社がやってはいけないこと

こんにちは。船着です。

ちょっと不味い話です。どこの保険会社かは言いませんけど、海外での試験の話です。
これは、保険商品に対して無知だったために起こった事案で、保険会社が一方的に悪い話です。

3年前から行われている規模の比較的大きな試験です。
保険商品は「海外治験PL保険」
この商品には「補償特約」が存在しません。つまり「賠償」のみの保険です。

現地のIRBは英語のcertificateをもって、当時通ってしまいました。IRBも保険に不案内であることは日常です。

依頼者は保険契約の際にプロトコルとICF補償SOPをもって、保険会社と契約しました。
つまり、補償も担保されていると思ったわけです。この時点で説明しなければダメなものです。

おそらく、保険会社の社員も知らなかったのでしょう。(よくある話です)

さあ!このタイミングで「補償」の付保の問い合わせが現地IRBから入りました。
保険会社は当時の担当者と変わっていて「補償は担保されていませんよ」と回答しました。
依頼者(保険契約者)は驚きました。

そこで相談を受けたのですが…

詳細は割愛します。

その保険会社は、「補償も担保している」というcertificateを発行した。というのです????????????
約款が無いのに?なんで?

インチキじゃない。

問いただしました。

実際の事故が起こったら、保険契約者に訴訟を起こしてもらい「損害賠償」として対応する。といのが!!!!!!
これ、本当の話なのです。

せめて試験が終わったら、保険契約者に 正直に話すべきだと思います。

まあ、レアケースと信じていますが。
海外治験PL保険に補償責任を担保出来るのは、数少ない保険会社しかないので注意が必要です。

これ、金融庁が知ったら不味いっすね

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