CROのプライド?海外との違い…

おはようございます。TSIの船着です。

海外CROとの契約書を良く拝見します。後ろの方に「賠償保険に入るように」と書いてある問い合わせに対するものです。

海外では(特にアメリカ)商慣習の違いだと思うのですが、CROに「保険に入ってください」とクライアントが言われる場合があるのです。
もちろんクライアントもCROに「errors or omission」の保険に入ってください。と契約書に書くのですが、お互いに「保険」に入って、万が一の「経済損失や訴訟に対応しましょう」という考えなのです。
「備える」より「対応する」意味合いが強い気がします。

家を建てる時にハウスメーカーから「お客さん。うちに発注するなら保険に入ってくださいね」ということと似ているのですが、CROもプロジェクトを受託するに当たり、準備や経費が掛かるので、「委託したけど途中でやめることになりました」となれば「損失」が発生するので 当たり前といえばその通りだと思います。

ただ、日本では馴染みが薄いですよね。

クライアントに申し出るまたは契約書に記するCROもまだ、少ないと思います。
ただ、グローバルスタンダードは「お互い保険に入る」ということは知っておいたほうが良いと思います。

保険料は委受託費用の中に算入することも当然のことなのです。
あとから、入ると赤字になっちゃいますから…

よろしくお願いします。

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