施設のIRB

おはようございます。
先日、施設IRBに行ってお客様の加入保険につきご説明させていただきました。
一律に「施設が保険金額を決めていることは依頼者に余計な負担がかかる」と日本の賠償金の算出方法を交えてお話しましたが・・・ 撃沈しました。
私が言いたかったことは「生計維持者」と「非生計維持者」では「賠償金」が違うのでphaseによって保険金額を変えるべきではないか。ということだったのですが・・・ 理解いただけませんでした。

企業治験でもNEDOやJSTなど公的な資金を利用して開発をされる場合「賠償保険料」も内資金で払われるわけで、無駄な保険料は税金の無駄遣いに関係してくると思うわけです。
残念ながら保険会社に医療医薬業界の開発プロセスに精通したものが少なくTSIの小さな声は本質を唱えるには不十分で、重ね重ね残念だと思うのです。

非生計維持者に賠償責任が生じた場合はそれほど高額な賠償金は必要ないのです。賠償保険の場合保険金額とはlimitですから一律に払われるものではありません。
GCPまたはICH-GCPが求めているのはオーバースペックではないのです。
一度、みんなで議論したい点です。

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