本日はEDCなどを含むITに関する賠償事故事例をご案内します。
一般的に「サイバー攻撃」「不正アクセス」等で学校や病院が「賠償責任」を負うことはありませんが、次のような費用が発生することが予想されるので準備しておく必要があると思います。
〇原因調査費(フォレンジック)
〇告知と謝罪費用(新聞広告や初期対応費用)
〇一部から起こされるかもしれない「訴訟」に対する費用
3つ目の訴訟費用は「賠償責任」が発生しなくても「訴訟提起」された場合は応訴しなければならないので、そういった関連費用です。
賠償責任保険では上記のような費用は「費用保険」として支払います。
ただし普通の賠償保険ではなく「IT賠償保険」や「無体物」を担保した専用の保険になります。
ところで・・・
システム開発・提供者は、納期遅延などでクライアントに経済損害を与えてしまった場合やクオリティの齟齬で他の業者へ再発注する等の「経済損失」賠償はIT賠償保険では担保できないためにE&Oを担保した保険に入ったほうが心強いと思います。