経済損害賠償

一般的に「賠償保険」では対人・対物事故により「賠償責任」を負った場合にその治療費や現状復帰に関する費用を補償するものです。

一方でCROが抱える「賠償責任」の主が「クライアントへの経済損失賠償」で法律上+契約書上負うものがリスクです。

この場合、E&Oと言う賠償保険商品が適切ですが、契約書上の賠償責任までを担保するものは限られます。
また、賠償事案も増えていますのでCRO各社は検討の必要があるかもしれません。

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雇用慣行賠償保険

ここのところ問い合わせが増えている保険商品です。
パワハラやセクハラ 社員から会社が訴えられた場合の訴訟費用や賠償金を担保する保険です。
国内ではこれからですが、特にアメリカでは企業がリスクヘッジで入っていることが多いです。
海外に現地法人や進出している会社やアメリカの企業と取引する際の契約書に「加入」を求められることがあります。
文化が違うことと商品内容の差で、契約書に書かれている保険がなんなのか??わからない場合も多く・・・

保険種類はとてもたくさんあります。
専門家でもよくわからない場合がありますので、よく確認してください。
契約書は自社を守るためのものでもあるので気を使う必要がありますね。

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賠償保険で大切なこと

先ずは「賠償保険」には普通約款と特別約款で構成されているのが一般であることを理解してください。
製造物によって他人の身体・財物に損害を与えて賠償責任を負った場合に発動する保険は「PL保険」と言う商品です。賠償保険普通保険約款に「製造物特約」が付いている商品です。
じつはその他書ききれないくらいいろいろな特約があるので、実態と合わせないと賠償保険の意味を成さないと思います。
これ、案外大事なのです。
基本的に事故であり・対人・対物に法律上賠償責任を負うことがなければ逆に保険は発動しません。
「危ないじゃないか!」でも、物は壊していない。人も傷つけていない。は保険発動が難しいです。
一方で、訴訟費用なども特約で担保されています。

財物にかける保険はわかりやすいのですが、賠償保険は理解するのに代理店の説明がとても重要なのだと思います。

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パワハラ?

セクハラやパワハラを理由に会社を辞めた。「自己都合退職」にされた。
このような理由で退職した会社に問い合わせが来ることがあります。

会社側は円満な退職で「今後も他の企業で活躍」することを願っているのに寝耳に水のような話ですが・・・

事情を推察すると「会社都合退職だと失業保険の給付が早まる」ということが理由のようで・・・

まあ、わからなくもないですが「権利の主張を」捻じ曲げるのは人としていかがか?

ところが多いらしいです。
会社の規模が大きいと増えるリスクの一つですね。
保険で担保するかは要検討ですが・・・

世知辛いです。

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ライフサイエンス賠償保険 手順書完成!

以前「作成中」と報告させていただいた「賠償保険のSOP」が完成しました。

会社の社員が「うちの会社はどんな保険に入っているんだろう「どんなときに保険が発動するのだろう?」
けっこう「あるある」だと思います。

そんな時のために「手順書」を作りました。
主にCROの保険をメインにしました。

ご興味あるかたはお問い合わせください。
※募集には使用致しません

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賠償保険の必要性

結論から言えば「賠償資力」があれば保険は必要ないと思います。
ただ、取引相手に「賠償資力」をアピールするには「保険加入」を材料にできるかもしれません。
本質とは外れますが、CROも「保険加入している」ことを営業トークにしている例もあるようです。

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知財の賠償と保険

今日はネガティブでありながら大事な話題です。
知的財産(特許とか)を侵害した!といって賠償請求をされる。訴訟を起こされた。グローバル化すればなおさら増えるリスクだと思います。
ところが・・・
肖像権や著作権ならともかく、特許侵害の賠償を担保する保険はほとんど無いといっていいと思います。

商工会議所の団体扱いで「海外から知財で訴訟を提起された訴訟費用」を担保する保険はできました。保険料も国から補助が出て行政も「海外進出」を後押ししてくれます。でも更新保険料の補助はないみたいで・・・
保険は加入者が少ないと保険会社が損をしてしまうので違う役所が「NG」を出してくるでしょう。

保険会社は「損」をしてはいけないのです。保険料は皆さんから預かったお金で、そこから万が一の事故にあった契約者を守るという原則ですので加入者が少ないとダメだしされてしまうのです。

ライフサイエンスも団体を作って(保険の)共済みたいな形にすると良いのかもしれないけどクオリティに差があると使ったところと使っていないところと差が出てしまうし難しいところです。

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被験薬の提供(医薬品PL)

被験物質、被験薬の提供を行う場合、提供する側も「被験者の健康被害に対する賠償と補償」を考えておく必要があります。
提供するだけで試験自体は別の機関や医師が行うので「賠償責任」は発生しないと考えることが普通ですが、訴訟リスクは備えが必要です。

アメリカでは被験薬の提供を受けて「施設」「医師」が進める治験で「被験薬提供者」も保険付保で備えるのが一般的です。
場合によっては「提供者」が「「施設や医師を担保した」賠償保険に入ることもあります。

日本では「被験薬提供者」が賠償リスクを負うことは訴訟リスク以外は稀ですので神経質になる必要はありませんが今後、賠償慣行の創出が懸念されます。

EPL(雇用慣行賠償)パワハラやセクハラに対する賠償慣行も既に身近です。
何でもかんでも「保険」に頼るのは良くないと思いますが、思いもよらない賠償リスク、訴訟リスクは企業の根幹に与えるダメージが少なくないので検討しておいて無駄なことはありません。

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自動車保険の話

自動車保険は取り扱っているものの実は自身は不明な点が多く、社員任せです。
昨日は大切な個人のお客様と面談し更新の案内とご説明を行ってまいりました。

車両保険の部分で「地震」「噴火」「津波」で損害が発生した場合基本的に免責なのですが、弊社の取り扱う自動車保険では補償できるものもあります。
恥ずかしいのですが、わたくしの車は「地震不担保」つまり上記の災害により車が破損した場合は保険対象とならないので、今後考えなければならないことに気が付きました。

バイクも地震とかすごく心配なのです。(4台乗ってます)
コケタときは自己責任で仕方がないのですが、4台いっぺんにダメになると思い入れのセンチメンタルが邪魔をして受け入れがたい・・・
よって遅ればせながら「地震担保」の車両保険を検討することにしました。

自動車保険は奥深いというより、リスクと感じている部分が担保されていなければ「保険」として不十分を人に説いていながらダメでした。という落ちなのですが、ライフサイエンスは逆で、社内でも わたくし以外はほとんど不明です。

皆様今後ともよろしくお願いします。
あ!地震の車両保険が必要な場合は、弊社の浅野か寺門までご連絡ください。
03-3667-7770

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火災保険の話

おはようございます。
珍しく火災保険の話です。

ケミカルメーカーの工場や本社の火災保険を引き受けています。
国内の保険会社を使ってプランしていますが、火災保険料・・・上がりましたねぇ。更新契約の見積もりをしていて驚きました。

保険金額が数十億になるので、一般の「家の火災保険」に比較すると、ものすごいUP率です。
ただ、お財布も家庭に比べれば大きいわけで「災害が増えているからね」ということで更新いただくことになりました。

保険業は「行法改正があって」コミッションも聞かれたら答えなければなりません。保険料の値上げはコミッションも増えるのですが、これがまた複雑な仕組みで「保険会社」に反映されるもので・・・
代理店のコミッションはそれほど変わりません。
※収保と言って「取り扱い保険料」の増加にはなるので代理店の規模としてカウントされます。

ライフサイエンスでもケミカルでも何でもそうなのですが、火災保険で大事なことは「実態に合った契約」です。
今回、建物内設備のいくつかの保険金額が実態とあっていないことが判明し修正しました。

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